不眠症に効くツボ

夜、眠れない・・。つらいですよね。

前回ブログ「熟睡できる枕の選び方」の反響が大きかったので、寝れなくて悩まれている方も多いのだと思います。

今回は不眠症の改善についてです。

前回のブログはこちら。

なぜ眠れなくなるの?

不眠の原因はさまざまですが代表的なものを挙げてみます。

生活習慣の問題

夜遅くまでの家事・夜勤のお仕事。不規則な就寝時間。寝る直前までのスマホいじりなど。

寝る環境が悪い

部屋が明るい・暑い・寒い・マクラがあってない・ソファーで寝るなど。

こころの問題

悩みや不安がある。明日の旅行がやイベントが楽しみすぎて気分が高揚している。

薬や食事の関係

薬の副作用・脳を覚醒させる飲食。コーヒーのカフェインは有名ですよね。

体調が悪い

痛み、しびれ、かゆみ、せき、喘息・頻尿など。

自律神経・ホルモンバランスの乱れ

交感神経が興奮すると眠れません。自律神経はホルモン調整とも密接に関係しています。

不眠症のタイプ

不眠にも色々なタイプがあります。

入眠障害型

布団に入ってから眠るまでに時間がかかるタイプ。最も多いタイプです。

中途覚醒型

寝れるけど何度も目が覚めるタイプ。夜間頻尿など。

早朝覚醒型

ゆっくり寝たいのに朝はやく目が覚めてしまうタイプ。高齢者に見られます。

熟睡障害型

睡眠時間は足りているはずなのにスッキリしないタイプ。疲れも取れにくいですね。

不眠症を改善しよう!

具体的な5つの改善方法をお伝えします。

①生活習慣を整える

不眠の原因として最も多い生活リズムの乱れ。まずは朝と夜。起きる時間と布団に入る時間だけでも決めましょう。寝れなくてもいいのでスマホの電源を切ってお布団に入る習慣を身につけてください。

②カフェイン・アルコールは控えめに

コーヒーや緑茶のカフェインは脳を興奮させます。アルコールは寝付きがいいイメージがありますが、一定時間を過ぎると脳の覚醒がはじまります。利尿作用で夜のトイレも近くなります。

③朝日を浴びて体内時計を整える

朝起きたら、まずは寝室のカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。人間の体内時計は太陽の光でリセットされるので、体が朝を認識し体内時計が正常に戻ります。

④からだを動かしましょう

運動はホルモンバランスや自律神経を整えます。適度に疲れることで質のよい深い睡眠を得ることができます。

⑤湯船につかりましょう

お風呂のリラックス効果はもちろんですが、体を温めると脳の温度も上昇するため、入浴後は脳を守ろうと体温が急激に下がります。このタイミングが寝るチャンス!そのままお布団に入ってしまいましょう。お布団に入る1.5時間前の入浴がおすすめです。

不眠に効くツボ

失眠(しつみん)

症状・効果

失った眠りを取り戻してくれます。

ツボのとり方

かかとの中央の少し凹んだところ

刺激の仕方

指で痛気持ちいい程度に7秒×3回押して下さい。できれば、お灸をしましょう

*当院でもご家庭で簡単にできるお灸をお分けしております

今回は不眠症の改善方法もあわせてお伝えしました。

あなたができそうなものはありますか?

全部やることはありませんよ。

まずは、試してみる!続けてみる!

1つでいいので、できそうなことから、はじめて見てくださいね。^^

生活習慣アドバイサー
鍼灸師:小島学志

投稿者プロフィール

Gakuji Kojima
Gakuji Kojimaこじま富雄団地接骨院院長
業界に20年以上携わり、日々の施術の傍ら学会講師としても活動中。経絡治療学会阪神部会副部会長・講師