さっき食べたばかりなのに、もうお腹が空いた~
甘いものでも食べよ~。パクリ♪
こんなことを繰り返していませんか?
それは、あなたの意思が弱いからではなく自然な体の反応です
高GI食品とは?
すぐお腹が空く原因は血糖値を上げやすい「高GI食品」を食べるからです
高GI食品とは血糖値が上がりやすい食品のこと(GI値70以上)
上の表を見てください
白砂糖(109)・あんパン(95)・白米(84)・うどん(80)などは全て高GI食品です
血糖値スパイクとは?
高GI食品を食べると血糖値が急上昇するため、そのリバウンドで大量のインスリンが放出されます。その結果、カラダの中は一気に低血糖へ・・!!
低血糖はいわゆる飢餓状態。お腹が空きます
高GI食品を食べる → 空腹を感じる → また、高GI食品を食べる
まさに、悪のスパイラル!!
この血糖値の乱高下を「血糖スパイク」と言います
血糖値スパイクのサイン
通常、血糖値の測定は病院でおこないますが、ご自分でも予測することができます
例えば、食後は眠くなりますね。これは血糖値が上がっているからです
充分な栄養がカラダの中にある状態なので、「寝ても大丈夫だよ~」と言うカラダの反応なんですね
逆に、お腹が空いてイライラしている時は血糖値が下がった状態です
カラダの中が栄養不足と判断されています
血糖スパイクを繰り返していると、動脈硬化が進んだり、炎症・酸化・糖尿病リスクなどの健康被害も多くなります
血糖値スパイクの予防法
高GI食品を避けられると良いのですが、やっぱり、ごはん・パン・パスタ、食べたいですよね。そんな時は、先に野菜を食べてください
野菜の酵素が消化を助け、急激な血糖値の上昇を抑えてくれます
血糖値が安定すれば、お腹が空いて食べ過ぎたり、イライラすることもなくなるので、ココロもカラダも健全な状態を保てます
知っていると知らないでは大違い。知識は財産になります
日頃から、ちょっとした知恵や工夫で健康を意識したいですね
生活習慣病予防アドバイザー 小島学志