今日は、古典鍼灸を一緒に勉強している仲間の先生との勉強会です
東洋医学ではお身体の状態を色々な角度から診ます。顔色・声の感じ・お肌の色・皮膚の温度・お腹の硬さ・手の脈の状態など・・。そのひとつに、舌で判断する方法「舌診(ぜっしん)」があります。2回目の今回も丸山由倫先生をお招きして始まりました。
皆さんは、あまり人の舌を見ることはないですよね。
結構、みんな違いますよ。お互いの舌を診てみます。
これは、私の舌。大きめの暗赤色で、苔は薄く辺縁には歯痕が付いてます。
どうも水分代謝が悪い様です。お疲れですね。(笑)
腎虚熱証と言うところでしょうか・・。
全体的に白っぽいですが先が少し赤い状態。
舌先は心・肺の支配ですが、相対的に赤く見えているだけで、特に症状がなければ心・肺の異常があるわけではありません。全体的にボテッとして列紋と歯痕が目立ちます。
これはひどくお疲れのようです。(笑)
列紋のひび割れが黒くなっています。
体内に熱がこもっている状態です。
いかがですか?舌を診るだけでもおもしろいでしょ!私だけ?(笑)
丸山先生は中医学で臨床をされているので、右の合谷に中国針で気を補っている所です。
最後に臨床でどの様に生かせるかディスカッション。
大変、有意義な勉強会となりました。
丸山先生、遠方からありがとう御座いました。